加害者請求と被害者請求の違いは?

自賠責保険への請求方法は自動車損害賠償補償法の第15条と第16条に定められています。加害者から請求する場合の規定が第15条にあり加害者請求のことを15条請求、被害者から請求する場合の規定が第16条で被害者請求を16条請求とも言います。加害者から自賠責保険に請求する場合、先ず加害者が被害者に対して治療費等の賠償金を支払うことが条件になります。先に自賠責保険から支払いを受けて被害者に支払うことは出来ません。これは、加害者へ先に支払った場合、加害者が被害者に渡さず費消する可能性があるからです。これに対し被害者から自賠責保険に請求する場合は、治療費等を支払ってなくても請求が可能です。医療機関へ治療費を精算して請求も可能ですし、直接自賠責保険から医療機関へ支払うことも可能です。このため、加害者からの請求はあまり行われておらず、ほとんどが被害者からの請求です。被害者からの請求の場合は、自賠責保険へ仮渡金の請求が可能です。これはケガの程度によって5万円、20万円、40万円の何れか、死亡の場合は290万円が自賠責保険から先払いしてもらえる制度です。仮渡金は加害者からの請求では、支払ってはもらえません。–¼Ì–¢Ý’è-2